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おおの さちひこ 大野幸彦
1857年鹿児島県に生まれる。旧姓、曾山。祖父高崎正風をたよって上京、1878年工部美術学校に入学してサン・ジョヴァンニに師事する。1883年卒業後、工科大学博物館につとめ造家学科で画学を教え、のち東京大学造家学科助教助となる。翌年の松室重剛、堀江正章とともに美術会をおこし、画学専門学校を設立したが1年ほどで廃校。その後は自宅で門弟の指導にあたり、1889年明治美術会の創立に参加、評議員となり、翌年第3回内国勧業博覧会に出品する。(「みづゑのあけぼの 三宅克己を中心として」図録 1991年)
カテゴリー:作家
遠近法とは?【 美術用語 】 三次元の空間を平面上に、立体感、奥行きを伴って表現するための技法。1436年、アルベルティの『絵画論』において、「絵画は眼を頂点とする三角錐の一断面にほかならない」と、科学の裏付けに基づいて初めて理論的に示された。現実に目の前にある対象物は、われわれの目から遠く離れてゆくに従って、小さく見えるようになる。つまり画面上の消失点(バニシング・ポイント)に向かって幾何学的に短縮され、画面上に示される。これは線遠近法とよばれるものである。これに対して、大気の影響によって、対象のもつ色が変化して見え、その輪郭や明度が不明瞭になることに基づいて遠近感をあらわす色遠近法といわれるものもある。また、線遠近法は透視図法ともいわれることがあり、たとえばレオナルドの「最後の晩餐」は、消失点を効果的に用いた遠近法の一例である。 |
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