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せっく アマドゥ・セック
ネグリチュードの詩人でもあった文人大統領サンゴールの、新生セネガルの発足に際しての文化振興政策に応えた当時のダカールの若い美術家たちは、エコール・ド・ダカールと呼ばれたがアマドゥ・セックもその中の一人である。彼らはアフリカの伝統的な精神をベースに、西欧近代の物質文明を同化しようとするサンゴールの思想を、仮面や神像などの伝統的なモチーフを、キュビスムの手法を取り入れた半抽象の様式で描くことで具現化した。アマドゥ・セックは1966年のダカールで開かれた第一回世界黒人芸術祭で、イバ・ンジャエが企画した〈現代美術−傾向と対峙〉展に出品した、エコール・ド・ダカールの第一世代の美術家であるとされる。(「同時代のアフリカ美術」図録 1996年)
カテゴリー:作家
リチャード・エステスとは?【 作家名 】 1932年アメリカに生まれる。1952−56年、シカゴ美術研究所で学ぶ。ニューヨーク市およびメイン州在住。エステスはフォトリアリズムの画家として世界的に知られているが、その都市風景は実際には複数の写真の組合せに基づいており、しかもこれに大きく変更が加えられることも多い。マンハッタン風景の数々はよく知られているが、ヨーロッパの都市、たとえばパリ、ヴェニス、バルセロナ、ローマ、ロンドン、フィレンツェなどを描いた大作もある。日本では東京や広島も取り上げている。(「アメリカン・リアリズム」図録 1992年) |
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