ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


アートワードの使い方



子供と伯母



アイ・キャンディ



アイアマン



靉嘔



愛するアウグスティン



愛の虹:ニューメキシコの山の牧場



靉光



アウト



アウトサイダー・アート



アウドゥ



アウヒェンターラー



アヴィアド



アヴェド



アヴェドン



青騎士



青白い山椒魚



蒼空のある自画像



青柳



赤いシャツの3人


<前 (1/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


こなて

アブドゥラエ・コナテ

マリのディレに生まれる。1972年から76年、国立美術学校(INA)の美術学部で絵画を学んだのち、78年まで、マリ国立博物館で技官として働いた。1978年はら85年、キューバのハバナに留学して、コナテは美術の学位を取得した。1976年ディレで最初の個展を開いたのち、84年、94年にはマリのフランス文化センター、86年、92年はマリ国立博物館で個展を開催した。またこの間、1983年、84年にはキューバ、88年にはコートジヴォワール、92年にはセネガルのダカールにあるIFAN美術館など、西アフリカを中心に定期的に作品を発表している。グループ展では、1978年マリの首都パナコで、国立美術研究所主催の「マリの若い絵描きたち」展に選ばれたのをはじめとして、83年からはキューバを拠点としてギャラリーやフランス文化センターなどで旺盛に作品を発表している。1990年にはパリのアフリカ・オセアニア美術館で発表し、91年にはマリ国立博物館での「交差する眼差し」展やワシントン、パリにおけるアフリカ現代美術普及協会による展覧会にも出品している。コナテは、アフリカの伝統的なモチーフを取り入れた平面作品を描いていたかと思えば、他方ではシャープな綿や面によって構成される幾何学的形態も自分のスタイルとして制作していたが、近年はインスタレーションの作品を手掛けている。コナテがそのようなインスタレーションの作品を発表するようになったのは1991年後半からで、この前半に独載的な前政権が倒れ、政治の面での自由が訪れたことは見逃せない。現在、マリの芸術家協会、およびICOMの会員であるコナテは、マリ国立博物館所属の作家でもある。(「同時代のアフリカ美術」図録 1996年)


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

グルーズとは?【 作家名 】

ロココ絵画の絶頂期にあって、市民の道徳観、倫理観を反映した教訓画を描いた画家。グランドンのアトリエで学んだ。その後、師とともにパリに出てアカデミーの美術学校に入学した。1755年サロンに出品して一躍有名になる。その教訓的、感傷的な作風は広く一般に親しまれた。特にロココ的な感覚をひそめた少女たちの肖像画は愛らしく、その半身像や顔を数多く描いて名声を得た。晩年、革命以後は財産、名声ともに失い、不遇の中で世を去った。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

グルーズ

キーワードを含む記事
10件見つかりました。

  ローラン・カール

  牛乳売りの少女[ジャン=バティスト・グルーズの原画による]

  ジャン=バティスト・グルーズ

  こわれた甕[ジャン=バティスト・グルーズの原画による]

  母親の叱責[エティエンヌ・オブリーの原画による]

  ジャック=フィルマン・ボーヴァルレ

  村の花嫁[ジャン=バティスト・グルーズの原画による]

  盲目の夫[ジャン=バティスト・グルーズの原画による]

  ゆあみするシュザンヌ[ジャン=バティスト・サンテールの原画による]

  若い婦人の肖像


<前   次>

徳島県立近代美術館2006