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ヴァンドンゲン



ヴァンサン(ルネマエル)



ヴァン・ゴッホの像



ヴァーグナー



「ヴァーグナー・シューレ」1901



「ヴァーグナー・シューレ」1902-03/1903-04



「ヴァーグナー・シューレ」1905-07



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ヴァーラミス



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ヴィカリ



ヴィクトル・ジョゼ著「ドイツのバビロン」



ヴィックジャンティ



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あなぱ

アナパ

アビジャンに生まれる。本名アリスティッド・アシィ。のちにアビジャン近郊の街バンジェルに移り、その地で小中学校を終える。その後、アビジャンの公立高校リセ・クラシックを卒業し、1981年に国立美術学校に入学、建築を専攻する。1987年、同校を卒業し、アビジャン近郊の街ダブゥの公立高校リセ・モデルヌ1に美術教師として赴任。1989年にはアビジャンのクマシ地区の公立高校リセ・モデルヌに転勤し、現在に至る。もとは建築を学んだアナパが独学で絵画を学び始めたのは1989年のことで、国立美術学校時代の友人に感化されたものと思われる。最初はヴォウヴォウ運動の影響を受けていたが、1991年にカメルーン出身の舞台アーティストのビンダ(彼はコートジヴォワールの劇団キ・イ・ンボックの主要スタッフであったが、90年に同劇団を退団している)と出会い、二人でアビジャンの都市環境を題材として新しい表現形式を模索し始める。テーマとして二人が選んだのがアビジャンのストリート文化である。不良、街娼、ゲットー、レゲエ、ラップ…… こうしたアビジャンのストリート文化をラフなタッチで、時に新聞、雑誌のコラージュを混ぜながらカンヴァスの上に描いてゆくアナパのスタイルは、コートジヴォワールのこれまでの絵画シーンにはなかったものである。カンヴァスに木枠をつけずに、そのまま提示するのは彼の案出したスタイルであり、主張でもある。1994年には、アビジャンのフランス文化センターで個展を開いた。(「同時代のアフリカ美術」図録 1996年)


カテゴリー:作家
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シルクスクリーンとは?【 美術用語 】

版画技法。孔版(版膜にあけられた孔をインキが通過して印刷される版形式)の中で最も多用されている。絹や合成繊維のスクリーンを枠に張り、絵柄以外の部分を何らかの方法で目止めし、インキが通らないようにする。スクリーン上にインキをのせ、スキージ(幅広いヘラ状のウレタン板)で圧力を加えながら平行にインキをひいていくと、網目を通してインキが紙に刷り込まれる。インキが厚く刷られ、明確な色彩表現のできる点が特徴である。様々な製版方法(目止めの仕方)があり、また技術的にも改良が進んでいる。大別してカッティング法(切り抜いた目止め用の膜をスクリーンに貼る)、ブロッキング法(描画剤でスクリーンに描いた上から目止め剤を掛け、描画部のみ洗い落とす)の2つがあるが、今日では写真製版(感光性の目止め剤を用いる)も多用されている。大量・高速印刷に適し、画像処理も自在で、曲面や立体への印刷も可能であることから、版画以外にも幅広い分野で活用されている製版・印刷技法である。

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