ぐるぐるアートワード
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アッベマ



吾妻兼治郎



アデイェミ



アデイェミ



アトランタ1945+50



アトランタ1945+50



アトリエ前の庭



アドゴ



アドラー



アナツイ



アナパ



アバカノヴィッチ



アバロス



アフォラビ



アフリカセイ



アブウー



アブストラクション・クレアション



アブドゥラマーヌ



阿部展也



アベールディス


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おうす あんこま

クェシ・オウス=アンコマ

ガーナのセコンディに生まれる。1971年から74年の間、ガーナの首都アクラの美術学校に学び、79年から85年にかけてヨーロッパを旅した。翌1986年からはドイツに住み、現在もなお当地で制作に励んでいる。ヨーロッパで生活するようになり、アンコマはその影響を受けながらも、アフリカの精神や美的センスをより深め、自覚的に制作をするようになった。彼の制作の中には、しばしば象徴的な要素が垣間見える。それは、アフリカの地から与えられた豊かな想像力とすぐれた直観を示すものであろう。1976年から77年、81年とアクラでの個展を開いたのち、彼は87年のブレーメンを皮切りに、オッテルスペルク、エッセン、ボムリッツなどドイツ各地で作品を発表し、92年にはスペインのマドリードで個展を開いている。グループ展では1981年の合衆国、オークランドでの「ガーナの画家たち」展をはじめとして、85年「反戦、人権擁護の作家」展、86年「我々はここに生きる」展、87年「絵画’87」展など、ブレーメンの作家たちという名の下のグループ展への出品が目立っている。1993年にはデュッセルドルフでの「多様な美術」展に出品。また、より広範な美術活動として、1992年からゼミナールで「アフリカの芸術」というテーマでの討論の指導にあたり、93年にはロッカムのアカデミーで職に就いている。また同年、版画コレクションのためのリトグラフの制作なども手掛けている。(「同時代のアフリカ美術」図録 1996年)


カテゴリー:作家
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野獣派とは?【 美術用語 】

野獣派。20世紀初頭のフランスの絵画運動で、絵画における純粋な色彩の高揚を目指した。理論的な運動というよりは交友関係の中から自然発生的に生まれ、代表的な画家としてはマティスルオードランヴラマンクデュフィ、ヴァン・ドンゲンなどがあげられる。1905年、この画家たちがサロン・ドートンヌの一室を強い原色と奔放な筆触の作品で飾ったのを批評家ルイ・ヴォークセルが『ジル・ブラス』紙上に「野獣(フォーヴ)の檻」と揶揄したのが名称の起りとされる。この画家たちはアカデミーの公式芸術と当時まだ行なわれていた印象主義に反発し、主観的な感覚を表現するために自然の秩序をこえて自由に色彩を用い、色彩のオーケストレーション(交響)によって色彩を統一しようとした。フォーヴィズムはファン・ゴッホの流れをくむ表現主義的傾向と、ゴーガンにつながる造型的、装飾的意図を内在する。1908年から09年頃自然に解消した。

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  美しい自転車乗り

  石膏のトルソと花

  動物詩集、あるいはオルフェウスの行列

  フォーヴィズム

  みなみの風の日(風紋)


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徳島県立近代美術館2006