ぐるぐるアートワード
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アペル



阿房宮図



アマタシャ



雨田光平



網打つ人 - II



編革ひもシートのインスブルック・ローデルそり



編物をする羊飼いの女(羊飼いの女、大)



アムステルダム国立博物館1







雨のために



アメリカセイ



アメリカの風景



荒井寛方



洗い髪



荒川修作



荒木寛畝



荒木十畝



荒木高子



荒木珠奈






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あくぱん

サンディ=ジャック・アクパン

ナイジュリア南東部イボン州、アクワの生まれで、イビビオ族の出。土地の小学校しか出ていないのだか、その頃、村や町でよく見かけた陶やセメントの墓標装飾に心惹かれたのだという。小学校を出たあと石工になった彼はある日「自分の中のアーティスト」に目覚め、セメントを用いて、実際にいる様々な人物の像を造り始めたらしい。「サン・ジャーンズ自然彫刻家会社、取締役社長、よろず装飾承ります」と彼の名刺にあるが、何を造るかは注文次第、また時にはその折々の気分次第であるようだ。モデルはスーツ姿のサラリーマンから制服を着た警察官、はては部族の長老までと幅広い。本人の気持ちは別々として、職人といった方が、より雰囲気を伝えているのだろう。像の造り方は、直径1センチほどの鉄筋を骨にして形を作り、その周囲をセメントで肉付けして固め、最後にアクリルを使って何種類もの色を塗り分けて出来上がる。全体に動きが乏しいのは、素材の制約上やむを得ないところである。1989年、「マジシャン・ド・ラ・テール」展(パリ、ポンピドゥセンター)に、これも高級車ベンツや動物を象った棺桶彫刻で知られるガーナのカネ・クウェイらとともに招かれ、一躍世界的に知られるようになった。1994年には、東京・立川での野外彫刻プロジェクトのために来日もしている。(「同時代のアフリカ美術」図録 1996年)


カテゴリー:作家
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モティーフとは?【 美術用語 】

制作動機。「動かす」の意味のラテン語に由来し、基本的には芸術創作あるいは表現の動因を指す。その動因となっている中心的な構想、作品に表わされた内容の中心をなす題材をいう。また、文様の構成単位をさしていうこともある。

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徳島県立近代美術館2006