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アクアチント



アクション・ペインティング



悪の泉−『エスタンプ・オリジナル』誌第6号より



『悪の華』のために版刻された14図



アクパン



あけぼの村物語







浅井忠



浅井柳塘



朝倉文夫



麻田浩



麻田辨自



朝の散歩



アサンブラージュ



東谷武美



アズメ



麻生三郎



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 作家(1701)

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あくぱん

サンディ=ジャック・アクパン

ナイジュリア南東部イボン州、アクワの生まれで、イビビオ族の出。土地の小学校しか出ていないのだか、その頃、村や町でよく見かけた陶やセメントの墓標装飾に心惹かれたのだという。小学校を出たあと石工になった彼はある日「自分の中のアーティスト」に目覚め、セメントを用いて、実際にいる様々な人物の像を造り始めたらしい。「サン・ジャーンズ自然彫刻家会社、取締役社長、よろず装飾承ります」と彼の名刺にあるが、何を造るかは注文次第、また時にはその折々の気分次第であるようだ。モデルはスーツ姿のサラリーマンから制服を着た警察官、はては部族の長老までと幅広い。本人の気持ちは別々として、職人といった方が、より雰囲気を伝えているのだろう。像の造り方は、直径1センチほどの鉄筋を骨にして形を作り、その周囲をセメントで肉付けして固め、最後にアクリルを使って何種類もの色を塗り分けて出来上がる。全体に動きが乏しいのは、素材の制約上やむを得ないところである。1989年、「マジシャン・ド・ラ・テール」展(パリ、ポンピドゥセンター)に、これも高級車ベンツや動物を象った棺桶彫刻で知られるガーナのカネ・クウェイらとともに招かれ、一躍世界的に知られるようになった。1994年には、東京・立川での野外彫刻プロジェクトのために来日もしている。(「同時代のアフリカ美術」図録 1996年)


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リチャード・エステスとは?【 作家名 】

1932年アメリカに生まれる。1952−56年、シカゴ美術研究所で学ぶ。ニューヨーク市およびメイン州在住。エステスはフォトリアリズムの画家として世界的に知られているが、その都市風景は実際には複数の写真の組合せに基づいており、しかもこれに大きく変更が加えられることも多い。マンハッタン風景の数々はよく知られているが、ヨーロッパの都市、たとえばパリ、ヴェニス、バルセロナ、ローマ、ロンドン、フィレンツェなどを描いた大作もある。日本では東京や広島も取り上げている。(「アメリカン・リアリズム」図録 1992年)

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