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セザンヌ、救済院の礼拝堂



せせらぎ−版画集『自然の諸相』第12図



世相三題



セック



石鹸の道d)行為の断片”標的”



石鹸「モンサヴォン」(ジャン・カルリュと共作)



石膏のトルソと花



雪舟坐像



雪中孤鹿、雨中曳牛



雪中芭蕉図



雪後



背中を見せた女



せのひくいおれんじはまんなかあたり



蝉丸



セリュジェ



『セルフポートレート』



セルフポートレート



千秋万歳図



センストレム



「宣誓」に着手した時の3つの手の習作


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そうる

SOUL

作家名:福嶋敬恭
制作年:1987年
技 法:油彩 キャンバス
ぬっと現れ、表情も何もわからない。昔の怪獣ものに「人間もどき」と呼ばれる異種生命体がいて、こんな風だった。確かに顔つきはわからないものの、なめらかな筆致を隠さず、あけっぴろげな平面には、作家の息づかいが案内ストレートに盛り込まれている。そこになにかの風貌を感じとることだって、できそうな気がするのだ。いや、まて。誰の影かもわからなぬものに、何を見出そうとしているのか。(「コレクションによる特別展示 人間像のゆくえ」展図録、1995年)


カテゴリー:作品
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福嶋敬恭とは?【 作家名 】

1940年鳥取県に生まれる。1962年京都市立芸術大学彫刻科を卒業し、同大学専攻科を修了する。1964年「現代美術の動向」展(京都国立近代美術館)に出品したあとアメリカに渡り、ニューヨーク、ワシントンでグループ展を開く。1966年帰国。この年から1971年まで現代日本美術展に出品するほか、67年グッゲンハイム国際彫刻展、68年、78年須磨離宮公園現代彫刻展などに出品し、71年日本万国博覧会木曜広場の造型にあたる。77年「アート・ナウ」展(兵庫県立近代美術館)、80年「現代彫刻の歩み」展(神奈川県立県民ホール)に作品が展示される。1980年から81年にかけて再びアメリカに渡り、ニューヨークで制作する。初期は一定のシステムを立体作品に採用した幾何学的構成を行なっていたが、近年は具象的イメージを平面作品に展開している。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)

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