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ととり えいき 都鳥英喜
1873年千葉県に生まれる。1888年浅井忠に洋画を学び、1890年明治美術会会員となる。東京時事新報社に入社し、報道画家として活躍。1902年太平洋画会会員、京都高等工芸学校講師となり、翌年から聖護院洋画研究所で指導に当たる。1906年関西美術院が創設されると教授となり、1919年から1921年にかけて渡欧、印象派から強い影響を受ける。帰国後は、帝展・太平洋画会などに出品し、京都高等工芸学校教授となる。(「みづゑのあけぼの 三宅克己を中心として」図録 1991年)
カテゴリー:作家
モニュメントとは?【 美術用語 】 個人、事件、思想などを顕彰し、記念して、永久に残すことを目的とする作品のことを言う。すなわち記念的造形物一般を指す語で、凱旋門、記念堂、記念像、記念碑、霊廟、陵墓などがあるが、広義には、歴史的・文化的に意義のある建築物、建造物、さらには規模の大きい彫刻、モザイク、ステンド・グラスのような建造物と一体をなすような絵画・工芸装飾の作品類をも指し、ほぼ歴史的建造物・文化財という範囲まで示すこともある。美術作品についてモニュメントという言葉を使うときは、偉大さ、高雅さ、耐久性などのイメージがあり、本質的なことではないにしろ形の大きさも問題となる。また歴史上長く保存されてきたものは、当然保存する価値があると思われたものである。従って、美術批評で美術作品のもつ様式的な意味あいのひとつとして「モニュメンタル」という表現を用いた場合には、元来モニュメントとして作られていないものも、モニュメンタルな様式に含まれることになる。 |
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