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あんたいとるど(ぶらっくまん)

Untitled(BLACK MAN)

作家名:大島成己
制作年:1991年
技 法:シルクスクリーン、アクリル絵具 パネル 鉄
目を疑う、という言い方がある。眼前の現実が見過ごせない時に。意味は違うけれどこの人は全てを見過ごそうとしない。自分の目と手を疑ってかかる。はかない一瞥をオーバーな装置にさらし、視線を吟味するのだ。もちろん私たちの目も測られる。自分で思い通りに描くというようなことはしたくない、などと徳島で会った時に話していた。ところで、ぶるっとカメラの中で震えているのは、どうも本人らしい。としたら、これも自画像か。(「コレクションによる特別展示 人間像のゆくえ」展図録、1995年)


カテゴリー:作品
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シルクスクリーンとは?【 美術用語 】

版画技法。孔版(版膜にあけられた孔をインキが通過して印刷される版形式)の中で最も多用されている。絹や合成繊維のスクリーンを枠に張り、絵柄以外の部分を何らかの方法で目止めし、インキが通らないようにする。スクリーン上にインキをのせ、スキージ(幅広いヘラ状のウレタン板)で圧力を加えながら平行にインキをひいていくと、網目を通してインキが紙に刷り込まれる。インキが厚く刷られ、明確な色彩表現のできる点が特徴である。様々な製版方法(目止めの仕方)があり、また技術的にも改良が進んでいる。大別してカッティング法(切り抜いた目止め用の膜をスクリーンに貼る)、ブロッキング法(描画剤でスクリーンに描いた上から目止め剤を掛け、描画部のみ洗い落とす)の2つがあるが、今日では写真製版(感光性の目止め剤を用いる)も多用されている。大量・高速印刷に適し、画像処理も自在で、曲面や立体への印刷も可能であることから、版画以外にも幅広い分野で活用されている製版・印刷技法である。

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