ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


アラベーラ・ボルトンの肖像



あらゆる試練に耐えて



アララットの船あるいは空の蜜



有元利夫



有山白崖



ある音楽家のための楽譜(徳島会場不出品)



ある種の関係



アルジェのユダヤ人(タンジールのユダヤ人花嫁)



アルジャントゥイユからサノワへの道



ある彫刻家の顔



アルテンシュタイン



アルテンベルク



アルデイア通り



アルトゥール・レスラーの肖像



〈アルトーは兵士たちの前で語る〉



アルハンブラ−ヌイイの祭り



〈ある場面の再現〉



アルバース



Alphabet Skin



アルプ


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あんたいとるど(ぶらっくまん)

Untitled(BLACK MAN)

作家名:大島成己
制作年:1991年
技 法:シルクスクリーン、アクリル絵具 パネル 鉄
目を疑う、という言い方がある。眼前の現実が見過ごせない時に。意味は違うけれどこの人は全てを見過ごそうとしない。自分の目と手を疑ってかかる。はかない一瞥をオーバーな装置にさらし、視線を吟味するのだ。もちろん私たちの目も測られる。自分で思い通りに描くというようなことはしたくない、などと徳島で会った時に話していた。ところで、ぶるっとカメラの中で震えているのは、どうも本人らしい。としたら、これも自画像か。(「コレクションによる特別展示 人間像のゆくえ」展図録、1995年)


カテゴリー:作品
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ステンシルとは?【 美術用語 】

広く捉えれば、孔版と同じ意味で使われる。孔版は、他の版形式(凸版、凹版、平板)が全て版材に盛ったインキを紙に転写するのに対して、孔版は版膜にあけられた孔をインキが通過することで印刷される。従って原画は左右逆にならず、またインキの盛り上げも自在である。またステンシルという用語は、限定して、型染の技法あるいは型紙を使った版画技法に対して用いる。防水性の原紙やスチロールの薄板などの型紙に文字や模様を切り抜き、それを紙や布の上におき、その切り抜かれた孔の部分から絵具、インキ、染料をすり込む技法である。日本でも古くから、薄い美濃紙を渋で貼り重ねた防水性の渋紙に型を切り抜いて版をつくる合羽版(かっぱばん)が行われている。タイプ孔版の原紙や、シルクスクリーン印刷の型紙(原版)のこともステンシルと呼ぶ。

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けんさくけっか

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ステンシル

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  孔版

  ジャズ

  水浴する人

  ステンシル

  版画集〈ジャズ〉1.道化師

  版画集〈ジャズ〉2.サーカス

  版画集〈ジャズ〉8.イカルス

  フランツ・フォン・チューロー

  ダゴベルト・ペッヒェ


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徳島県立近代美術館2006