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フラゴナール



フラゴナール



フラック



フラナガン



フランコの夢と嘘



フランコの夢と嘘(2点組のうちI)



フランシス



フランス王太子ルイとスペイン王女マリー・テレーズの結婚式



フランス王妃マリー・レグザンスカ[カルル・ヴァン・ローの原画による]



フランス国民の王、ルイ=フィリップ1世[フランソワ・ジェラールの原画による]



フランスセイ



フランス製ガソリン「アンタール」



フランスの王女たち、アンリエット姫:火



フランスのバレエ II



フランス北部鉄道



フランツフォンチューロー



フリッツハンセンシャ



フリッツ・ヴェルンドルファーのための蔵書票



フリートマンオッテン,(ミチ;マリエ・ロザリエ)



フリードリッヒ


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ぶらいんどをおろすおとこ

ブラインドを降す男

作家名:鳥海青児
制作年:1959年
技 法:油彩 キャンバス
キコキコと、ブラインドを降ろす男には顔がない。背景もない。こういう絵を見て私たちは、好きに情景を想像する。だけど伝えてくるものが何もないわけじゃない。彼が苦心した、渋く響き合う色使いと、ずっしりと塗り重ねた岩肌のような表情は互いにとけ込み、漠とした情感をかすかににじませている。見るそれぞれの、遠い記憶の中に漂う、いつかの夏の日の午後の光を呼び醒ます淡い情感。(「コレクションによる特別展示 人間像のゆくえ」展図録、1995年)


カテゴリー:作品
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鳥海青児とは?【 作家名 】

1902年神奈川県に生まれる。1972年没する。1927年関西大学経済学部を卒業する。在学中から春陽会展に出品し、1928年第6回展、29年第7回展で春陽会賞を受賞する。1930年モスクワ、ベルリンを経てパリに渡り、33年まで滞在する。この間アルジェリア、モロッコ、スペインなどを旅行し、ゴヤ、レンブラント、ドーミエから強い影響を受ける。1933年春陽会会員となり滞欧作を春陽会に展示する。1934年頃から絵具に砂を混ぜた独特の作品を発表、春陽会の若手作家に多くの追随者を生むことになる。1943年春陽会を退会し、独立美術協会会員となる。インド、エジプト、中国、中南米などを旅行し、各地の風物に取材した作品を制作する。1955年文部大臣賞、58年第3回現代日本美術展最優秀賞、59年第10回毎日美術賞を受賞する。独自の風土感、重厚なマティエールによる叙情的な作風で知られた。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)

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