ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ 海辺の葉と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 都わすれと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ 石と影



影シリーズ 右近の葉と影



影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 浜辺の葉と影



影シリーズ 都わすれと影



影の自画像



過去も未来もない中心 I



過去も未来もない中心 II



かご


<前 (32/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


しんだひとがわたしをうんでくれた しょうわ40ねん7がつ27にちははしす

死んだ人がわたしを産んでくれた(昭和40年7月27日母死す)

作家名:山下菊二
制作年:1966年
技 法:油彩 合板
山下菊二は、戦後日本の美術家の中でも傑出した存在である。この作品は前年に亡くなった母親の追善供養として制作したものだが、母親をはじめすでに故人となった家族を、山下が幼少期に聞かされた黄泉の国の住人として描いている。この世の住人である山下自身は赤い姿で描いている。生涯にわたって山下の作品の重要な要素となった土俗的なイメージは、幼少期に耳にした伝承や体験した因襲を踏まえたものと考えられるが、その意味でこの作品は、山下作品の原点ともいえる作品である。


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

フォトコラージュとは?【 美術用語 】

同一画面内に、異った二つ以上の映像を合成し、その効果によって異質なイメージの衝突を期待する手法。フォトコラージュフォトモンタージュに先行し、ダダイストのリヒャルト・ヒュルゼンベックやラウール・ハウスマンらがキュビストたちのコラージュを発展させて開発した技法で1920〜30年代にかけて最も流行した。これは写真を切り抜いて、それを他の新聞の断片やデッサン等とともに、非論理的に貼りあわせるもの。この方法は、幻想や諷刺的な表現効果が得られ、政治宣伝、社会諷刺などダダイストたちの得意とするショック戦術のため好んで用いられた。フォトモンタージュは、合成写真ともいえるもので、二重ないしは多重露光によって撮影時に複数の影像を合成する場合と、引伸しの時点で、ネガを重ねて焼きつける手法とに大別される。この方法の代表的作家はジョン・ハートフィールドで、この手法により1930年代初頭にナチスを痛烈に諷刺した。また、これらの手法はマックス・エルンストによってシュルレアリスムにも用いられ、多く使用された。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

フォトコラージュ

キーワードを含む記事
3件見つかりました。

  グレゴリーのイメージ

  フォトモンタージュ

  デイヴィッド・ホックニー


<前   次>

徳島県立近代美術館2006