ぐるぐるアートワード
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アペル



阿房宮図



アマタシャ



雨田光平



網打つ人 - II



編革ひもシートのインスブルック・ローデルそり



編物をする羊飼いの女(羊飼いの女、大)



アムステルダム国立博物館1







雨のために



アメリカセイ



アメリカの風景



荒井寛方



洗い髪



荒川修作



荒木寛畝



荒木十畝



荒木高子



荒木珠奈






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 作家(1701)

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にわかあめ

にわか雨

作家名:酒井三良
制作年:1930-1934年頃
技 法:絹本着色
二曲の屏風に、傘をさす農家の女性を描いたものである。彼女は、にわか雨が降ってきたので、籠が濡れないように急いで片づけようとしている。季節は、枇杷の実がなっており梅雨時なのであろう。酒井三良は、牧歌的な農村の生活を題材にして描き続けた日本画家であり、この作品にも彼の追求した素朴な生活感がみちている。晩年は、水墨による飄逸な画風を見せたが、大正から昭和初期にかけての時期は、洋画の色彩や手法にも学びながら新しい人物の表現を追求した。三良の初期の試みはここからも伺えよう。


カテゴリー:作品
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紫派とは?【 美術用語 】

黒田清輝を中心として形成された明治期の洋画の傾向とその画家たちを指す。ラファエル・コランに学んで1893年帰国した黒田は、印象派の技法と伝統的な主題を折衷したサロン系の外光表現を日本に伝えたが、それまで日本の画壇は脂派と呼ばれる褐色を基調として明暗のコントラストを鳶色と黒で描いた暗く脂っぽい表現が主流となっていたため、黒田の明るく感覚的な外光描写は若い画家たちに清新な感動をもって迎えられた。黒田は久米桂一郎とともに天真動場、次いで白馬会を創立し、また東京美術学校教授として後進の指導にあたり、それらの活動を通じて外光描写は当時唯一の官展であった文部省美術展覧会(文展)の画風を支配するに至った。名称の起りは、陰の部分を青や紫で描いたことを、脂派に対して正岡子規が紫派と揶揄したことによる。ほかに脂派との対比から新派、南派、正則派とも呼ぶ。

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けんさくけっか

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紫派

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徳島県立近代美術館2006