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グレーズ



グロッス



グロビウス



グロリア



グローヴァー



グロースター港



グワッシュ



群猿之図



群魚図



グール



渓居清適図



渓山(千巌競秀叡)



渓山招隠図



形而上絵画



渓村雪霽図



「警報箱」 シュルレアリスム国際展(EROS展) ダニエル・コルディエ画廊



警報ポスト:1959-60年国際シュルレアリスム展カタログ



渓流(箱根底倉)



計量トレイ



毛皮のコートを着た男の肖像


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みみ




作家名:三木富雄
制作年:1972年頃
技 法:アルミニウム
二十歳のころ作家活動を始めた三木富雄は、十年前に天逝(ようせい)するまで、耳を主なテーマとして制作を続けた。なぜ耳にこだわり続けたのかは、よくわからない。ただ生前、三木は「耳を選んだということ、そのこと自体が大切なのだ」と語っている。三木のつくった「耳」には一個の耳を取り上げた彫刻や、いくつもの耳をならべたレリーフ、時には切り刻んだ耳などさまざまなバリエーションがある。美術館が収蔵した作品はそれらの中でも比較的大作の一点である。三木が美術界に登場した1960年代は、熱狂的な雰囲気の中で、実験的な作品が次々と発表されていた。現在の視点から見ると、当時の熱狂とは、単なるアイデアの競争にすぎなかった側面もあり、現在も美術作品として顧みられる作品は多くない。しかし、三木の一連の「耳」は今も美術作品としての価値を保ち、見るものに快い衝撃を与え続けている。(江川佳秀「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1988年07月05日掲載)


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徳島県立近代美術館2006