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じゅうじこう 十字行
もともとの犬は、ジャーマン・ポインター。愛犬であった彼は吉野の原風景である。犬は、1979年に風景を内蔵したく〈投影装置の犬〉として生まれた。螺旋は生命として立つことを可能とする。F.R.Pは生きていない素材。痛ましいというユーモラスというか、犬はとにかく立っている。問題は犬の口から天空に向けて伸びているもののうえにいる人間のゆくえである。(「コレクションによる特別展示 人間像のゆくえ」展図録、1995年)
カテゴリー:作品
マレーヴィッチとは?【 作家名 】 1878年、キーエフ近郊に生まれる。キーエフ・モスクワで絵を学び、ラリオノフに認められてグループ活動に参加。1913年、最初のシュプレマティズムの絵画を描いた。以後シュプレマティズムのを推進し、1918年、「白の上の白」の連作に達した。1919−22年、ヴィテブスク美術学校の教授となり、絵画をやめ、同校をバウハウス的なシステムに改革、教育活動に専念する。1927年、ベルリン美術展で特別陳列され、翌28年バウハウスから「非対象の世界」を刊行。モスクワのみならず、ヨーロッパの美術界に大きな影響を及ぼした。1835年、レニングラードで死去。 |
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