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蒙古襲来之図



もうひとつの世界,もう一つの時



盲目の夫[ジャン=バティスト・グルーズの原画による]



毛利武士郎



朦朧体



燃える顔



最上壽之



木製の面−『ジャポニスム:10のエッチング』より



木製揺りかご



杢田たけを



木版画



モジュラー・プレイ・キット「モビリクス」



もだえ



モダニズム



モダン・アート



望月玉泉



望月春江



モティーフ



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モデリング


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ろうどうしゃ

労働者


作家名:荻原守衛
制作年:1909年
技 法:ブロンズ
荻原守衛は、日本の近代彫刻を考える上で最も重要な作家である。荻原は、ロダンの作風を日本にもたらし、それまで対象の形の再現描写に留まっていた日本の近代彫刻に真の生命を吹き込んだと評価されている。この作品は、1909年の第3回文展に出品されたもので、当時の労働者の存在をテーマとし、荻原の作品中、最大のものである。石川啄木は、この作品を見て大きな感銘と激励を受けたという。文展出品後に、荻原により左腕と両脚が除かれているが、荻原の思想と造形思考を考える上で重要な作品といえる。


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006