ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


花に包まれた女の頭部



花の帯



はなび線香



花見うらゝか



「花嫁の花冠」



花をもつ婦人



花を持てる聖者



葉の装飾模様の中の鳥



母親の叱責[エティエンヌ・オブリーの原画による]



幅広の背負い紐



ハプニング



濱晶雲



濱田観



浜田知明



ハミルトン



林雲谿



林鼓浪



林重義



林倭衛



林司馬


<前 (3/34ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


LES

LES


作家名:一原有徳
制作年:1979年
技 法:銅版モノタイプ 紙
徳島県那賀川町に生まれた一原は、各種の国際展に出品し、国内外の美術館に作品が収蔵されるなど国際的な評価をうけている。しかし、15歳から43年間郵便局に勤め、本格的な美術教育をうけたことがない。その意味で現代の作家の中ではきわめて特異な存在だといえよう。彼の作品の多くはドリルや刀で傷つけた金属板を原板としている。この作品にもステンレス版が使われているが、画面を縦横に走る白い線が削られた跡である。当然のことながら、このような作業は大変な力と体力を必要とする。一原自身「ぶちかます」と表現しているほどである。一原のつくり出す画面には、情緒とか感情の入り込むすきのない無機質な美しさがある。しかし彼が意図しているのは、目に見える画面の効果ばかりでなく、満身に力を込めて金属板を削る時の抵抗感や物質と格闘する行為そのものを画面にとどめることではないだろうか。(江川佳秀「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1989年08月30日掲載)


カテゴリー:作品
キーワード検索




けんさくけっか

本文中のリンクをクリックすると、そのキーワードで検索できます。

徳島県立近代美術館2006