ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


矮鶏



〈中央の場〉



中学生(カミーユ・ルーランの肖像_郵便配達夫の息子)



忠義



チュウゴクセイ



抽象



抽象芸術



抽象的なイメージ



抽象表現主義



チュンチャンスプ



鳥海青児



彫刻と花鳥



蝶にさらわれたルフィーナ



直角の詩



チリセイ



チンバドのスツール



ツァイ



ツァッシェ



ツァン・トゥム・トゥム



ツィヴァリ


<前 (96/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


LES

LES

作家名:一原有徳
制作年:1979年
技 法:銅版モノタイプ 紙
徳島県那賀川町に生まれた一原は、各種の国際展に出品し、国内外の美術館に作品が収蔵されるなど国際的な評価をうけている。しかし、15歳から43年間郵便局に勤め、本格的な美術教育をうけたことがない。その意味で現代の作家の中ではきわめて特異な存在だといえよう。彼の作品の多くはドリルや刀で傷つけた金属板を原板としている。この作品にもステンレス版が使われているが、画面を縦横に走る白い線が削られた跡である。当然のことながら、このような作業は大変な力と体力を必要とする。一原自身「ぶちかます」と表現しているほどである。一原のつくり出す画面には、情緒とか感情の入り込むすきのない無機質な美しさがある。しかし彼が意図しているのは、目に見える画面の効果ばかりでなく、満身に力を込めて金属板を削る時の抵抗感や物質と格闘する行為そのものを画面にとどめることではないだろうか。(江川佳秀「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1989年08月30日掲載)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

一原有徳とは?【 作家名 】

1910年徳島県に生まれる。2010年没する。3歳の時、父の伯父が開拓者として移り住んでいた北海道に父母とともに移住。小樽高等実修商科学校に学んだ後、小樽地方貯金局に入局し、第2次世界大戦中の応召時をはさみ、1970年まで同局に勤務しながら制作活動を続ける。1952年油彩画を小樽市展に出品し北海道新聞社賞受賞。1954年から全道美術協会展に出品し、61年会員に推挙される。1958年の全道展、国画会展にモノタイプ版画を出品。1960年の日本版画協会展出品作が評価され神奈川県立近代美術館などに作品が収蔵される。同年朝日選抜秀作展、海外を巡回した現代日本版画展、1962年、64年の東京国際版画ビエンナーレ展に出品するなど数多くの展覧会に出品し活躍。1回切りの転写によるモノタイプ版画や、金属を様々な道具・薬品で加工する凹版の実験により、荒々しいマチエールや金属版の無機質な美しさを持つ力強い作品を生み出した。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

一原有徳

キーワードを含む記事
1件見つかりました。

  一原有徳


<前   次>

徳島県立近代美術館2006