ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ 海辺の葉と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 都わすれと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ 石と影



影シリーズ 右近の葉と影



影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 浜辺の葉と影



影シリーズ 都わすれと影



影の自画像



過去も未来もない中心 I



過去も未来もない中心 II



かご


<前 (32/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


さまーしゃわーしょう

Summer Shower Show

作家名:山本容子
制作年:1977年
技 法:エッチングアクアチント 紙
現在の若者の気質の一端は、深刻ぶらない軽さにあるようだ。おしゃれとかここちよなどがさ価値観のすべてであるといわれる。山本はそのような若者の文化を反映した作家だといえるだろう。まだ三十歳代だが、しゃれた筆致とユーモラスなイメージで今最も注目を受けている作家の一人である。画面の中央には夏の海辺でシャワーを浴びる男が、手前には車が描かれている。夏の遊びと車、いずれも享楽的ともいえる若者の関心事である。それらのものが画面の上で繰り返され、軽妙なリズム感を生んでいる。もしこの作品を常識的な視点から見ると、ひどく表面的でナンセンスな印象を受けるかもしれない。しかし山本は、日常の光景から鮮やかなものを発見し、イメージを展開しているのだろう。アカデミックな理論や約束事から離れ、身近なものを思い出しながら、親しい友人と気軽なおしゃべりを楽しんでいるかのようだ。(江川佳秀「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1990年01月24日掲載)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

大下藤次郎とは?【 作家名 】

東京都に生まれる。1891年中丸精十郎の画塾に入門し、眞野紀太郎、三宅克己らと知り合う。1893年明治美術会の会員となる。1898年オーストラリアに旅行。1901年太平洋画会の創設に参加。翌年渡米してボストンで水彩画展を開催し、1905年、水彩画の研究団体春鳥会をおこし、機関誌として『みづゑ』を創刊。翌年、丸山晩霞、眞野紀太郎らとともに水彩画講習所を開設。1907年、講習所を移転新築して新たに日本水彩画会研究所を設立。太平洋画会、文展水彩画を出品し、水彩画の普及につとめる。(「みづゑのあけぼの 三宅克己を中心として」図録 1991年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

大下藤次郎

キーワードを含む記事
9件見つかりました。

  赤城泰舒

  飯田宗吉

  石川欽一郎

  大下藤次郎

  河合新蔵

  中高一

  真野紀太郎

  丸山晩霞

  満谷国四郎


<前   次>

徳島県立近代美術館2006