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ぺんしる2ー 1 Pencil 2-1
木村秀樹は1948年京都府に生まれ、京都市立芸術大学を修了した1974年に第九回東京国際版画ビエンナーレで京都国立近代美術館賞を受賞しました。この作品は、その受賞作と同じく<ペンシル>シリーズの中の一点であり、初期の代表作といえるものです。鉛筆を持った手の図像が、写真製版を用いて、ごく普通の方眼紙に印刷されています。方眼紙に鉛筆とくれば、一体どんな線が引かれるのか想像してみたくもなりますが、作品に向かっていると、作者の意図はもう少し別のところにあるようにも思えてきます。なぜなら二つの手はただ鉛筆を持って見せているだけで、何も描こうとはしていないからです。そこには、作品の存在自体を問い掛けようとする観念的な思考をみてとることができます。しかしその一方で、見る者の視線をさまよわせるような、つかみどころのない透明感があって、作者の繊細な感性が表されているのです。(竹内利夫「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1990年07月18日掲載)
カテゴリー:作品
ギョーマンとは?【 作家名 】 1841年フランスに生まれる。1927年没する。昼間は鉄道会社で働きながら絵を学び、1864年に通い始めたアカデミー・シュイスで、ピサロやセザンヌと出会う。1897年から86年まで、計8回行われた印象派展にもたびたび出品し、1884年に設立されたアンデパンダン展にも出品している。大胆な色彩の使用が特徴であり、後のフォーヴィスムの先駆と見なされている。 |
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