ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


食前の祈り[ジャン=シメオン・シャルダンの原画による]



植物のシルエット



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「キンレンカ」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「キンレンカ」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「キンレンカ」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「芥子」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「芥子」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「芥子」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「シクラメン」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「シクラメン」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「シクラメン」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ニラ」第2編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ニラ」第2編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ニラ」第2編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ひまわり」第2編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ひまわり」第2編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ひまわり」第2編より



食物用かご



書斎のドンキホーテ



初秋


<前 (74/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


ぺんしる2ー 1

Pencil 2-1

作家名:木村秀樹
制作年:1974年
技 法:シルクスクリーン 紙
木村秀樹は1948年京都府に生まれ、京都市立芸術大学を修了した1974年に第九回東京国際版画ビエンナーレで京都国立近代美術館賞を受賞しました。この作品は、その受賞作と同じく<ペンシル>シリーズの中の一点であり、初期の代表作といえるものです。鉛筆を持った手の図像が、写真製版を用いて、ごく普通の方眼紙に印刷されています。方眼紙に鉛筆とくれば、一体どんな線が引かれるのか想像してみたくもなりますが、作品に向かっていると、作者の意図はもう少し別のところにあるようにも思えてきます。なぜなら二つの手はただ鉛筆を持って見せているだけで、何も描こうとはしていないからです。そこには、作品の存在自体を問い掛けようとする観念的な思考をみてとることができます。しかしその一方で、見る者の視線をさまよわせるような、つかみどころのない透明感があって、作者の繊細な感性が表されているのです。(竹内利夫「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1990年07月18日掲載)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

外光派とは?【 美術用語 】

19世紀フランス絵画史における呼称。ルネッサンス以降ヨーロッパのアカデミックな美術教育では屋内で油絵を完成するのが習しだったが、19世紀に入ると屋外の太陽光の下で油絵を完成しようとする作家が現れた。そうした作家あるいは制作態度を指す。主題としては風景画が多く、具体的な作家としてはヨンキスト、ブーダンなど印象派の先駆的な役割を果した作家を指し、クールベコローなどを加えることもある。印象派も屋外での制作に専念しているが、普通は外光派と区別し、むしろ印象派の技法とアカデミックな主題を折衷して19世紀後半のパリ画壇で人気を得たサロンの作家たちを指すことが多い。日本ではサロンの作家ラファエル、コランに学んで1893年帰国した黒田清輝を中心として形成された洋画の新傾向とその一群の作家を指す。黒田が帰国するまで主流であった脂派との対比から、紫派、新派、南派、正則派とも呼ぶ。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

外光派

キーワードを含む記事
6件見つかりました。

  印象主義

  外光派

  藤島武二

  ウジェーヌ・ブーダン

  朦朧体

  脂派


<前   次>

徳島県立近代美術館2006