ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


山麓で羊といる少女



サン=ロック教会



サーレ



サー・ウィリアム・マクスウェル将軍の肖像



The Signified or If No.1



The Signified or If No.2



The Signified or If No.3



The Signified or If No.4



The Signified or If No.5



The Signified or If No.6



The Signified or If No.7



ザヴジェル



ザガッタ



雑誌「青騎士」



雑誌「自由」(ラ・リベルテ)



雑誌「微笑み」(ル・スリール)



雑誌「ル・ポンポン」



ザツキン



『ザ・ライフ・オブ・マン』



ザルテン


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げきじょう

劇場

作家名:難波田史男
制作年:1963年
技 法:インク、水彩、コンテ 紙
難波田龍起の二男である。1974年瀬戸内海上のフェリーから夜の海に転落し、32歳の若さでこの世を去った。誤って落ちたといわれるが、彼が残したノートには将来を暗示するかのように「海をみつめていると、海で死んだ人達を思い、自分も海で死ぬことへの憧憬をおぼえる」と記していた。「劇場」は制作に没頭しはじめた21歳の時の作品である。友人や家族の証言によると、彼はこの作品のような繊細な心の持ち主だったらしい。その後早稲田大学に入学したが、そこでは学園紛争に巻き込まれてひどく傷つき、卒業までに中退と復学を経験している。心に浮かんだ小さな形をあくことなく繰り返し紙の上に描いてゆく、そのように孤独な作業を通じて、彼は自分の存在をじっと見つめていたのだろう。若者の純粋な心に触れることができるような美しい画面である。(江川佳秀「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1989年03月08日掲載)


カテゴリー:作品
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表現主義とは?【 美術用語 】

20世紀の初頭にドイツでおこった芸術運動。印象主義への反動と考えられる。つまり作品は自然が人間に入ってくる印象(impression)ではなく、人間の精神的なものの外への表現(expression)である、という考え方に立っている。1905年にドレスデンで「ブリュッケ(橋)」というグループが結成された。キルヒナーシュミット=ロットルフなどの他、ノルデも短期間参加した。原色を多用した激しい色の対比や、線そのものの表現力を生かしたその画面は、抑制に反抗する。創造への衝動をあらわしている。1911年にはキュビズムをとり入れた表現主義的な活動をしたグループ「ブラウエ・ライター(青騎士)」が結成された。短期間の活動ではあったが、マルクカンディンスキークレーらを輩出した。そして第一次世界大戦後は、これらの画家たちはそれぞれ独自の活動を展開していく。なお、フランスにおける表現主義的な活動は、フォーヴィズムと呼ばれ、日本の近代絵画にも影響を与えた。

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