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影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ 海辺の葉と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 都わすれと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ 石と影



影シリーズ 右近の葉と影



影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 浜辺の葉と影



影シリーズ 都わすれと影



影の自画像



過去も未来もない中心 I



過去も未来もない中心 II



かご


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 作家(1701)

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こうしゅうかつらがわふうけい

甲州桂川風景

作家名:三宅克己
制作年:1951年頃
技 法:水彩 紙
三宅克己は明治7年(1874)、現在の徳島市に生まれた。日本の初期水彩画の代表的な作家だが、水彩画に関する書物を次々と著し、その普及に努めた功績も忘れることができない。徳島ゆかりの作家の中でも、先にこの紙面で紹介した伊原宇三郎と共に、日本の美術史にとって特に大切な作家だと言えよう。この作品は晩年、78歳ごろの制作である。山梨県・桂川の岸辺に川舟が浮かび、その上に漁師が一人働いている。少し前まで日本のどこでも見られた静かで美しい光景である。しかし水面や空の青い色は何か寒々とした印象を与える。三宅が得意としたのは風景画で、若いころから国内のみならずアメリカやヨーロッパなどの各地を旅行し、スケッチを作品にしているが、この作品を制作した時期も山梨を旅行してこの風景を心にとめたのだろうか。晩年を迎えた画家の心境が伺えるかのような画面である。(江川佳秀「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1989年01月10日掲載)


カテゴリー:作品
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フォートリエとは?【 作家名 】

1898年フランスに生まれる。1964年没する。1909年イギリスへ渡り、12年にロンドンのロイヤル・アカデミーに入って美術を勉強するが、中退する。1917年には兵役につき、第1次世界大戦終了を機に1920年パリに戻る。写実的な絵を描いていたが、1928年初めての抽象的な絵を描く。第2次世界大戦中は対独抵抗運動の中心人物となり、1940年にはパリの郊外に隠れて〈人質〉のシリーズを制作する。パレット・ナイフによって念入りに厚く塗り重ねた淡い色彩によって、既製の形に頼らず、絵画のマチエールの自発的な働きをつむぎ出すようなその作品は、アンフォルメルの源流となっている。アメリカの抽象表現主義に与えた影響も少なくない。1943年と45年には、パリ、ドルーアン画廊で〈人質〉展を開く。1957年にはハンガリー動乱をもとに〈パルチザン〉を発表する。1959年には来日して南画廊で個展を開く。1960年にはベネチア・ビエンナーレで大賞を受賞した。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)

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徳島県立近代美術館2006