ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


山麓で羊といる少女



サン=ロック教会



サーレ



サー・ウィリアム・マクスウェル将軍の肖像



The Signified or If No.1



The Signified or If No.2



The Signified or If No.3



The Signified or If No.4



The Signified or If No.5



The Signified or If No.6



The Signified or If No.7



ザヴジェル



ザガッタ



雑誌「青騎士」



雑誌「自由」(ラ・リベルテ)



雑誌「微笑み」(ル・スリール)



雑誌「ル・ポンポン」



ザツキン



『ザ・ライフ・オブ・マン』



ザルテン


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 作家(1701)

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こうしゅうかつらがわふうけい

甲州桂川風景

作家名:三宅克己
制作年:1951年頃
技 法:水彩 紙
三宅克己は明治7年(1874)、現在の徳島市に生まれた。日本の初期水彩画の代表的な作家だが、水彩画に関する書物を次々と著し、その普及に努めた功績も忘れることができない。徳島ゆかりの作家の中でも、先にこの紙面で紹介した伊原宇三郎と共に、日本の美術史にとって特に大切な作家だと言えよう。この作品は晩年、78歳ごろの制作である。山梨県・桂川の岸辺に川舟が浮かび、その上に漁師が一人働いている。少し前まで日本のどこでも見られた静かで美しい光景である。しかし水面や空の青い色は何か寒々とした印象を与える。三宅が得意としたのは風景画で、若いころから国内のみならずアメリカやヨーロッパなどの各地を旅行し、スケッチを作品にしているが、この作品を制作した時期も山梨を旅行してこの風景を心にとめたのだろうか。晩年を迎えた画家の心境が伺えるかのような画面である。(江川佳秀「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1989年01月10日掲載)


カテゴリー:作品
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外光派とは?【 美術用語 】

19世紀フランス絵画史における呼称。ルネッサンス以降ヨーロッパのアカデミックな美術教育では屋内で油絵を完成するのが習しだったが、19世紀に入ると屋外の太陽光の下で油絵を完成しようとする作家が現れた。そうした作家あるいは制作態度を指す。主題としては風景画が多く、具体的な作家としてはヨンキスト、ブーダンなど印象派の先駆的な役割を果した作家を指し、クールベコローなどを加えることもある。印象派も屋外での制作に専念しているが、普通は外光派と区別し、むしろ印象派の技法とアカデミックな主題を折衷して19世紀後半のパリ画壇で人気を得たサロンの作家たちを指すことが多い。日本ではサロンの作家ラファエル、コランに学んで1893年帰国した黒田清輝を中心として形成された洋画の新傾向とその一群の作家を指す。黒田が帰国するまで主流であった脂派との対比から、紫派、新派、南派、正則派とも呼ぶ。

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