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ふじんぞう 婦人像
中西利雄は、昭和初頭にヨーロッパに留学し、新しい美術思潮を身につけて日本の画壇に登場した。特に女性像を主要なモチーフとして、都会的なセンスにあふれた、洒脱な水彩画を描くことでしられた。水彩画の新しい可能性を切り開いた作家であり、日本の水彩画を考える上で欠かせない作家の一人である。またこの時代の洋画の世界を考える上でも、重要な作家の一人である。この作品は、当時としてはモダンな装いの女性を、シックな色彩で描き出したものであり、中西の画風がよく現れた一点である。
カテゴリー:作品
ベルガーとは?【 作家名 】 1892年ウィーンに生まれる。1911年よりウィーン工芸学校在学。O.シュトルナートとJ.ホフマンに師事。ウィーン工房のためにテキスタイル、銀器をデザインした。同じく工房に参加していた、O.レンゲッテが1917年に編集したモード雑誌『婦人世界』のグラフィックに協力。ビミニ社のためのガラス器をデザインした。ウィーン市の建築計画に従事1920−36年、30本以上の映画のセットの仕事をし、代表的なものに1920年の「王子と乞食」、1923年の「デア・ユンゲ・メダルドウス」、1927年の「カフェ・エレクトリック」などがある。1936年からモスクワに移り、1981年同地で歿。(「ホフマンとウィーン工房展」図録 1996年) |
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