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ほくべいかしゅうさんでごのこうえん 北米加州サンデゴの公園
この作品は、三宅による作品裏面の書込から、夏のサンディエゴ公園を描いたものであることがわかる。彼は、1927年に2度目のアメリカ旅行をおこなっているが、その時の取材に基づくものである。アメリカ西海岸のカリフォルニア州を訪ねたこのスケッチ旅行で、三宅は多くの作品を描いた。帰国後も、取材の成果を示す本格的な水彩画を制作し、帝展にもその成果を発表している。これはそのなかでも優れた一点と言えるだろう。カリフォルニアの夏の光線と空気を、奥行きのある遠近感のなかに捉えている。
カテゴリー:作品
遠近法とは?【 美術用語 】 三次元の空間を平面上に、立体感、奥行きを伴って表現するための技法。1436年、アルベルティの『絵画論』において、「絵画は眼を頂点とする三角錐の一断面にほかならない」と、科学の裏付けに基づいて初めて理論的に示された。現実に目の前にある対象物は、われわれの目から遠く離れてゆくに従って、小さく見えるようになる。つまり画面上の消失点(バニシング・ポイント)に向かって幾何学的に短縮され、画面上に示される。これは線遠近法とよばれるものである。これに対して、大気の影響によって、対象のもつ色が変化して見え、その輪郭や明度が不明瞭になることに基づいて遠近感をあらわす色遠近法といわれるものもある。また、線遠近法は透視図法ともいわれることがあり、たとえばレオナルドの「最後の晩餐」は、消失点を効果的に用いた遠近法の一例である。 |
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