ぐるぐるアートワード
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グール



渓居清適図



渓山(千巌競秀叡)



渓山招隠図



形而上絵画



渓村雪霽図



「警報箱」 シュルレアリスム国際展(EROS展) ダニエル・コルディエ画廊



警報ポスト:1959-60年国際シュルレアリスム展カタログ



渓流(箱根底倉)



計量トレイ



毛皮のコートを着た男の肖像



芥子



化粧



ケスター



〈欠落した現在のための紫の十字架〉



ケネスグレインジペンタグラムデザイン



ケルコヴィウス



ケンドリック



ケンプハルテンカンプ



剣持勇


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けいりゅう(はこねそこくら)

渓流(箱根底倉)

作家名:三宅克己
制作年:1941年
技 法:水彩 紙
三宅克己は、徳島県出身の作家であり、また、日本近代の水彩画を語る上で欠くことのできない存在である。この作品は、1941年の第4回新文展に出品されたもので、三宅がよく描いた箱根の底倉の渓流が、みずみずしい色彩を用いて手慣れた手法で描かれている。三宅の作品の中では、数少ない官展の出品作としてこの時期の基準作でもあり、貴重な作品と言える。


カテゴリー:作品
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ノン・フィギュラティフとは?【 美術用語 】

非具象、非形象などと訳す。具象(Figuratif)絵画に対していうもの。1930年代の前衛絵画のうち、一方を代表するシュルレアリスムが具象的形態になったのに対し、もう一方の抽象的傾向が先端的な主張として非具象をかかげ、「アブストラクシヨン=クレアシヨン」に結集した頃から、この語が一般的に通用するようになった。アブストラクシヨン=クレアシヨンは、「抽象・創造」の意味で、1932年にパリで結成された非具象主義のグループで、その名称のとおり、いわゆる「創造的」な抽象を鼓舞することを狙いとした団体である。「創造的抽象」とは、非具象の、一般に幾何学的といわれる要素から構成された抽象作品を意味している。団体活動としては、グループ展組織と、「抽象・創造−非具象芸術」という図版入りの年報を発行した。作家としては、ペウズナー、ガボカンディンスキーモンドリアンドローネーなどで、岡本太郎も参加した。厳密な非具象の追求において、国際的な拡がりにおいて重要な意味をもつ運動である。

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ノン・フィギュラティフ

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徳島県立近代美術館2006