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トゥリュシェ



トゥルノン



『トゥールーズ新聞』のためのポスター



籐椅子に掛ける裸婦



桃蹊仙境図



東郷青児



冬真山水



東條七郎



踏青



投扇



灯台



東方朔図



透明な巨人たち



東洋のタバコ「ナジャ」



通り



時の設計



常盤御前雪行



徳岡神泉



TOKUSHIMA HONSEN -川原康孝氏へのオマージュ



徳島の子どもたち


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かげしりーず みやこわすれとかげ

影シリーズ 都わすれと影


作家名:大久保英治
制作年:1998年
技 法:カラーダイレクトプリント
この作品は、1999年に当館で開催された「大久保英治 四国の天と地の間-阿波の国から歩く」展の出品作である。大久保は、前年の春から冬にかけて、四国八十八カ所の遍路道を軸に、四国の自然を訪ねて歩き、その場にある石や木、花など、自然の素材を用いて作品を制作した。これは、その時制作された「影シリーズ」と呼ばれる連作の一つで、98年10月高知県土佐町で制作された。自分の影の形に自然の素材を置き、そこに改めて自らの影を重ね写真に収めたものである。連作全体で、春から冬に移り変わる季節の変化や、場所の意味するものの異なりが表されている。大久保の代表的な方法によるものであり、彼の自然観が表れた優れた作例である。


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006