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かわかみ さきょう 河上左京
1889年山口県に生まれる。1905年岩国中学を中退して京都の関西美術院に入学。後に上京して太平洋画会研究所に学び、翌年日本水彩画会研究所の第1期生となる。1913年日本水彩画会の創立発起人となり、第1回展に出品する。1919年第6回二科展で初入選。翌年第8回光風会展に初入選、今村奨励賞を受ける。1921年光風会会員、審査員となる。1923年望月省三、後藤工志、古賀春江らと「■会」を結成。日本美術展で最優秀賞を受ける。1926年二科会会員となる。1928年日本水彩画会を退会。この頃から中央の画壇を離れる。1933年岩国に帰り、1946年日本美術会会員となる。(「みづゑのあけぼの 三宅克己を中心として」図録 1991年)
カテゴリー:作家
オブジェとは?【 美術用語 】 本来の意味は、「もの」、「物体」、「客体」のことであるが、もともと芸術とは無関係なもの、あるいはそれらのものの寄せ集めによって構成された芸術作品をオブジェという。また、その作品の構成要素であるものそのものを指すこともある。オブジェとしてのものには、自然に在在する物体や、人間がつくり出した既製品、既製品の部分があり、それらのものが、われわれの日常の感覚や意識を崩してしまうあり方で、作品として存在する。例えば、マルセル・デュシャンが初めて使用したレディ・メイドは、ダダの運動において既製品の本来の役割を否定することで、従来の秩序や価値の体系を破壊してしまおうとするためにオブジェが示された一例であるし、シュールレアリスムにおいては、オブジェはある内的なものの象徴として機能している。第二次世界大戦後は、工場から生み出される廃棄物が、オブジェとして多用されて、新たな展開をみせた。 |
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