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板倉鼎



板倉須美子



板倉星光



井田照一



市川其融



市河米庵像



「一日の終わり」習作



一原有徳



一原五常



市原義之



一色邦彦



イッツ・スプリングタイム



イッテン



井手宣通



遺伝染色体の雨の中で啓示を待つ



伊藤彬



伊藤小坡



伊東深水



伊藤草白



伊藤柏台


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そらへ

空へ


作家名:大久保英治
制作年:1998年
技 法:葦 写真
この作品は、1999年に当館で開催した「大久保英治 四国の天と地の間-阿波の国から歩く」展の出品作である。大久保は、1998年の春から冬にかけて、四国八十八カ所の遍路道を軸としながら四国の自然を訪ねて歩き、その場にある自然の素材を用いて作品を制作した。これは、その時、徳島県阿南市にある北の脇海岸で制作されたものである。現地で制作された階段状の立体をまわりの風景とともに写した写真と、同じ場所で採取した葦による立体から成っている。このように現地で採取した素材による立体と現場における写真を対比させる大久保の代表的な方法や、土地の場所性を重視している彼の思考がよくわかる優れた作例である。


カテゴリー:作品
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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006