ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


石鹸の道d)行為の断片”標的”



石鹸「モンサヴォン」(ジャン・カルリュと共作)



石膏のトルソと花



雪舟坐像



雪中孤鹿、雨中曳牛



雪中芭蕉図



雪後



背中を見せた女



せのひくいおれんじはまんなかあたり



蝉丸



セリュジェ



『セルフポートレート』



セルフポートレート



千秋万歳図



センストレム



「宣誓」に着手した時の3つの手の習作



板を支える両手、3パターンの下向きの手、2つのその他の手の習作



「宣誓」の為の2つの手の習作、前腕を持ち上げている人物の右側部分、4つの足の習作



センターピース



センターピース、あるいは燭台


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●もくじのさくいん

    

    

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そらへ

空へ


作家名:大久保英治
制作年:1998年
技 法:葦 写真
この作品は、1999年に当館で開催した「大久保英治 四国の天と地の間-阿波の国から歩く」展の出品作である。大久保は、1998年の春から冬にかけて、四国八十八カ所の遍路道を軸としながら四国の自然を訪ねて歩き、その場にある自然の素材を用いて作品を制作した。これは、その時、徳島県阿南市にある北の脇海岸で制作されたものである。現地で制作された階段状の立体をまわりの風景とともに写した写真と、同じ場所で採取した葦による立体から成っている。このように現地で採取した素材による立体と現場における写真を対比させる大久保の代表的な方法や、土地の場所性を重視している彼の思考がよくわかる優れた作例である。


カテゴリー:作品
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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006