ぐるぐるアートワード
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理想の郊外



理想の浴室



リックスウエノ



リトヴェガー



リトヴェガー



リトグラフ



リトル



リナルドとアルミーダ



リヒター



リヒテンシュタイン城



リヒャルトハルフリンガー



リプシッツ



リプリント



リベラ



リベール リベール(マルチプル)



リポゾ・ベビーベッド



柳下放牛図



流砂



流水I



流水II


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つるぎさんからいしづち

剣山から石槌


作家名:大久保英治
制作年:1998年
技 法:石、蔓、写真、土、鉛筆、紙
この作品は、1999年に当館で開催した「大久保英治 四国の天と地の間-阿波の国から歩く」展の出品作である。大久保は、1998年の春から冬にかけて、四国八十八カ所の遍路道を軸としながら四国の自然を訪ねて歩き、その場にある自然の素材を用いて作品を制作した。これは、その時、剣山と石槌山で制作されたものである。剣山で制作した立体の写真、石槌山で制作した立体とそれを現地で撮影した写真、そして、それぞれの山で採取した石を砕いて紙にドローイングを行ったものから成っている。大久保の追求しているいくつかの方法を複合させた優れた作品であり、制作した土地の場所性を重要な要素としている彼の思考がよくわかる作例である。


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006