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泉茂



磯見輝夫



板倉鼎



板倉須美子



板倉星光



井田照一



市川其融



市河米庵像



「一日の終わり」習作



一原有徳



一原五常



市原義之



一色邦彦



イッツ・スプリングタイム



イッテン



井手宣通



遺伝染色体の雨の中で啓示を待つ



伊藤彬



伊藤小坡



伊東深水


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 作家(1701)

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あかいまくらでねむるおんな

赤い枕で眠る女

作家名:パブロ・ピカソ
制作年:1932年
技 法:油彩 キャンバス
この作品は、パリの北西約65キロにある小さな村、ボワジュルーのアトリエでマリー・テレーズをモデルに描かれたものです。眉間にくぼみのない、なだらかで大きな鼻は、このころ新境地を開いたピカソの彫刻にも多用されています。柔らかい線を用いてデフォルメされた彼女の姿は、豊かで性的な女神であり、澄んだ色調がピカソのときめきを伝えてくれます。目を閉じてすやすやと眠る彼女が目を覚まさないように、息をころしてそっとしている五十男のピカソの充実した幸福を思いやって、思わずほほえんでしまうことでしょう。


カテゴリー:作品
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都路華香とは?【 作家名 】

本名辻宇之助。明治13年幸野楳嶺に入門し内国勧業博覧会で受賞を重ねる。のちに、竹内栖鳳菊池芳文、谷口香きょう(*)らと楳嶺門下の四天王と呼ばれた。新古美術品展、全国絵画共進会展、文展でも受賞を重ね、大正5年第10回文展で特選を受賞する。明治末年ころより波を研究し、大正元年の《良夜》などに見られるような四条派に水墨の趣を入れた作品を発表した。その後も写実から装飾にいたる幅広い作風を展開している。14年帝国美術院会員に任命され、15年には京都市立の絵画専門学校と美術工芸学校の校長をつとめた。(「京都国立近代美術館 所蔵名品集[日本画]」増補版 2003年) *・・・「きょう」は、やまへん(山)と喬からなる漢字(Unicode:5DA0)

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