ぐるぐるアートワード
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安藤忠雄



アンドリ



アンドリース・ファン・デル・ホルンの肖像



アンフォルメル



あんま 愛欲を支える劇場の話



アンリケルデュポン



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アースワークス



アーツ・アンド・クラフツ運動



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「アート・リバイバル・イン・オーストリア」



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アールト



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あんたいとるど

無題

作家名:ロバート・ロンゴ
制作年:1988年
技 法:木炭、黒鉛 紙
撃ちのめされたように重心を失い、いまにも崩れ落ちる。表情は苦痛とも恍惚ともつかない。これでなぜ「無題」なのか。ここには必ずや、暴力だとか死につらなる背景がある。しかし画面は真っ白。平凡なダークスーツに革靴をはいている以外、私たちには何も知らされない。どこか虚構めいていながら、作品を目の当たりすると、身近な危険を予感して暗くなる。私という無名の個人にも、同じような力が忍び寄っているのかと思えて。(「コレクションによる特別展示 人間像のゆくえ」展図録、1995年)


カテゴリー:作品
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ヌーヴォー・レアリスムとは?【 美術用語 】

第二次世界大戦後の、前衛美術の動向の一つをいう。1960年にミラノにおいて、最初の展覧会を開いた際に、批評家のピエール・レスタニーが名付けた「ヌーヴォー・レアリスム」が宣言された。イヴ・クラインを中心に集まった作家たちは、レスタニー、アルマンなどで、「ヌーヴォー・レアリスト」を名乗った。これは、現代社会を新しく創り出された自然とみなし、「新しい現実主義」の美術を示そうというもので、ヨーロッパのネオ・ダダ的な傾向から派生したものと考えられる。例えば、工場廃棄物の単なる寄せ集めや、作家の創作の跡がうかがえぬものを、ただ提示するというだけのものもある。

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ヌーヴォー・レアリスム

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  アサンブラージュ

  イヴ・クライン

  梱包された美術書

  ヌーヴォー・レアリスム

  N.R.(ヌーヴォー・レアリスム)


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徳島県立近代美術館2006