ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


大きな木



大久保英治



大倉鶴彦翁夫妻肖像



大栗旌きん



大阪城



大阪府東区役所農商課



大沢昌助



大下藤次郎



大島哲以



大島成己



太田三郎



太田三郎



大智勝観



大束昌可



大塔宮之図



大西荘観



大沼映夫



大野幸彦



大野俊明



大野俶嵩


<前 (24/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


おどりこ

オドリコ

作家名:イサム・ノグチ
制作年:1984年
技 法:安山岩
この親しみやすさは何だろう。何物かの姿を写し取ったとも、そうではないともつかぬ不思議なシルエットも、安山岩の露な肌理も、決して私達の日常的な感情を直接に喚起するものではない。力強い作業の痕跡と、素材の強烈な個性に直面しながらも、私達はいつしか、激しさよりはむしろ軽やかさ、心地よさの感じられる空間に包まれている。イサム・ノグチは60年余りに亙って、彫刻の他、壁面、モニュメント、舞台装置、造園、家具デザイン等、実に幅広い領域で制作してきた。そうして彼は常に、作品とそれを取り巻く環境との関係を探ってきたようにみえる。彼は様々な素材を簡潔な形態に凝縮させはするが、それは個人的な表現の枠に止まるものではなく、作品の置かれた環境そのものとの共鳴が目的であるとさえ言えるものである。私達は彼の作品と共に空間を共有しながら、彼の物質観、ひいては深遠な自然観に、無理なく共感するのである。(竹内利夫「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1989年12月20日掲載)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

トリエンナーレとは?【 美術用語 】

「3年ごと」の意味。3年ごとに開かれる展覧会をいう。最も古いのは、1929年に始まった「ミラノ・トリエンナーレ」である。ミラノ・トリエンナーレは、3年に1度開催される国際デザイン美術展。1923年モンツァで開かれた国際装飾美術展が発展したもので、第3回まではビエンナーレ(隔年に行われる展覧会形式)制で、第4回以降、現在のトリエンナーレの形式をとるようになっている。正式には、「国際装飾および現代工業美術トリエンナーレ展」といい、日本は第11回展から参加している。このミラノ・トリエンナーレは、デザインを中心とした国際展であるが、その他にさまざまなジャンルのものがあり、新しいものでは、美術を中心とし、ボンベイで開催される「インド・トリエンナーレ」がある。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

トリエンナーレ

キーワードを含む記事
20件見つかりました。

  内田智也

  木村賢太郎

  黒柳正孝

  レオ・コペルス

  鈴木敬三

  アヌパム・スッド

  丁昌燮

  トリエンナーレ

  中井克己

  野村仁

  萩原英雄

  トーマス・バイルレ

  パナマレンコ

  ビエンナーレ

  アブドゥル・ジャリル・ピロウス

  ジャン=ミシェル・フォロン

  三尾公三

  谷内茂

  吉原治良

  吉原英雄


<前   次>

徳島県立近代美術館2006