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ぐるぐるもくじ


セザンヌ、救済院の礼拝堂



せせらぎ−版画集『自然の諸相』第12図



世相三題



セック



石鹸の道d)行為の断片”標的”



石鹸「モンサヴォン」(ジャン・カルリュと共作)



石膏のトルソと花



雪舟坐像



雪中孤鹿、雨中曳牛



雪中芭蕉図



雪後



背中を見せた女



せのひくいおれんじはまんなかあたり



蝉丸



セリュジェ



『セルフポートレート』



セルフポートレート



千秋万歳図



センストレム



「宣誓」に着手した時の3つの手の習作


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おりていくひと

降りていく人

作家名:ケネス・アーミテジ
制作年:1973-76年
技 法:アルミニウム
アーミテジは、戦後のイギリス彫刻を代表する作家の一人である。ヘンリー・ムアの影響を受けながら、作家活動を始めた彼の表現は、形態をデフォルメし、人体を円筒形に近い形にまで単純化する。それは、一見、幾何学的で、暖か味がないと思えるかも知れない。しかし、よく見ると、印象は大きく変わってくるだろう。この「降りていく人」。壁のような背景の形と階段は、静止した幾何学的形態である。それに対し、人体の形はなめらかで流動的だ。この対照的な形が相互に関係し合い、魅力的な空間をつくりだしている。単純化した形態のなかに原始的な生命感を込めたアーミテジ。ヘンリー・ムアらが持つイギリス現代彫刻界のヒューマニスティックな精神を彼も共有しているのである。(森芳功「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1989年03月15日掲載)


カテゴリー:作品
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ネオプラスティシズムとは?【 美術用語 】

ネオプラスティシズム。20世紀前半の芸術運動。新造形主義の名称は、モンドリアン(1872〜1944)が、スフーンマーケルスの神秘的・超越論的思想とそれを幾可学的に表現する考えに影響を受け、彼の用語「新しい造形」(de nieuwe beelding)を引用しながら、色彩と線の純粋な関係が普遍的なものとして、絵画、彫刻、デザイン、建築を統一した原理で捉える見解を表明。1917年にドゥースブルフ(1883−1931)とモンドリアンが中心となってレイデンで刊行した『デ・ステイル』誌が運動の中核になった。1925年にモンドリアンは『デ・スティル』から離れるが、バウハウス構成主義ダダとも交流し、モホリ・ナジらが創刊した『i10』が両者の橋渡し役をはたした。絵画、彫刻、デザイン、建築といった幅広い分野に渡って影響を与え、20世紀の抽象芸術運動として大きな役割をはたした。

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