ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


海陸戦斗図



帰り来る舟



花下躍鯉図







かがみ込んだ裸婦



鏡の前の装い



輝く光の中 No.4



かきつばたと蛙『エスタンプ・オリジナル』誌第8号より



書きものをする娘



郭子儀



角ばった肩の生きもの



『革命に奉仕するシュルレアリスム』誌 第5号



革命のためのシュルレアリスム 1-6号(2号欠)



家具つきホテル



家具デザインスケッチ 7点



かぐやひめ



掛井五郎



夏景山水図



影シリーズ 石と影



影シリーズ 右近の葉と影


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おりていくひと

降りていく人

作家名:ケネス・アーミテジ
制作年:1973-76年
技 法:アルミニウム
アーミテジは、戦後のイギリス彫刻を代表する作家の一人である。ヘンリー・ムアの影響を受けながら、作家活動を始めた彼の表現は、形態をデフォルメし、人体を円筒形に近い形にまで単純化する。それは、一見、幾何学的で、暖か味がないと思えるかも知れない。しかし、よく見ると、印象は大きく変わってくるだろう。この「降りていく人」。壁のような背景の形と階段は、静止した幾何学的形態である。それに対し、人体の形はなめらかで流動的だ。この対照的な形が相互に関係し合い、魅力的な空間をつくりだしている。単純化した形態のなかに原始的な生命感を込めたアーミテジ。ヘンリー・ムアらが持つイギリス現代彫刻界のヒューマニスティックな精神を彼も共有しているのである。(森芳功「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1989年03月15日掲載)


カテゴリー:作品
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ルノワールとは?【 作家名 】

1841年フランスに生まれる。1862年エコール・デ・ボザールに入学し、ここでモネシスレーらと知り合う。ドラクロワクールベの影響を受けた制作を経て、1869年からモネ印象派の技法を試みる。1874年第1回印象派展に「桟敷席」他7点を、76年第3回印象派展には「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を出品する。1880年代にはアングルやラファエロに影響され、明確なデッサンと寒色を基調とした作風の時代に移行する。1890年ごろより、もとの作風に戻り、裸婦や肖像を主として制作。豊満で量感に富む独特の画境を開く。1903年から彫刻も手掛ける。1906年よりカーニュに居を定め、1919年に同地で没した。(「パリ・日本・メキシコ 埼玉県立近代美術館所蔵作品による」図録 1992年)

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徳島県立近代美術館2006