ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


食前の祈り[ジャン=シメオン・シャルダンの原画による]



植物のシルエット



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「キンレンカ」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「キンレンカ」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「キンレンカ」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「芥子」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「芥子」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「芥子」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「シクラメン」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「シクラメン」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「シクラメン」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ニラ」第2編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ニラ」第2編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ニラ」第2編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ひまわり」第2編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ひまわり」第2編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ひまわり」第2編より



食物用かご



書斎のドンキホーテ



初秋


<前 (74/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


じょせいりゅうぞう

女性立像

作家名:アルベルト・ジャコメッティ
制作年:1952年
技 法:ブロンズ
ジャコメッティは、スイスの小さな山村スタンパに生まれ、フランスのパリで制作した彫刻家、画家である。彼の作品は、この〈女性立像〉にみられるような細く、鋭く削られた人間像の表現を特徴としている。ジャコメッティは学生時代、目に見えるものを見える通りに表現することに絶望し、想像力を重視する作品を制作した。この細い人体の表現は、彼がキュビスムやシュールレアリスムを経て到達した独自の世界なのである。〈女性立像〉は、彼が51歳の最も充実した時期の者であり、主要な作品の一つとして知られている。この表現が意味するものは、人間社会の疎外感である。人間の身体が少しずつ削られていき、最後は骨のようになった姿は、現代社会の心のさまを象徴的に表している。さらに彼は、この細長い体の中に、人間実存の意味を凝縮している。(森芳功「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1988年06月14日掲載)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

フォートリエとは?【 作家名 】

1898年フランスに生まれる。1964年没する。1909年イギリスへ渡り、12年にロンドンのロイヤル・アカデミーに入って美術を勉強するが、中退する。1917年には兵役につき、第1次世界大戦終了を機に1920年パリに戻る。写実的な絵を描いていたが、1928年初めての抽象的な絵を描く。第2次世界大戦中は対独抵抗運動の中心人物となり、1940年にはパリの郊外に隠れて〈人質〉のシリーズを制作する。パレット・ナイフによって念入りに厚く塗り重ねた淡い色彩によって、既製の形に頼らず、絵画のマチエールの自発的な働きをつむぎ出すようなその作品は、アンフォルメルの源流となっている。アメリカの抽象表現主義に与えた影響も少なくない。1943年と45年には、パリ、ドルーアン画廊で〈人質〉展を開く。1957年にはハンガリー動乱をもとに〈パルチザン〉を発表する。1959年には来日して南画廊で個展を開く。1960年にはベネチア・ビエンナーレで大賞を受賞した。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

フォートリエ

キーワードを含む記事
8件見つかりました。



  虐殺された人々

  手のある人質I

  ジャン・デュビュッフェ

  ジャン・フォートリエ

  紫の人質

  夜の中の女

  裸体像の習作


<前   次>

徳島県立近代美術館2006