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影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ 海辺の葉と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 都わすれと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ 石と影



影シリーズ 右近の葉と影



影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 浜辺の葉と影



影シリーズ 都わすれと影



影の自画像



過去も未来もない中心 I



過去も未来もない中心 II



かご


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あたまなんばー3

頭No.3

作家名:ウィレム・デ・クーニング
制作年:1973年
技 法:ブロンズ
1926年にアメリカに渡り、第二次世界大戦後、抽象表現主義の旗手として、ポロックと並び称されたオランダ人、デ・クーニングは、独特な方法で制作する。おびただしい数の人体デッサンをし、それらをバラバラに切りきざみ、大胆につなぎ合わせる。そして、同一のカンヴァスに絵を描いては、その絵具を削りとり、翌日、その上からまた描いて、また削りとることを毎日続ける。彼の代表作「女I」は、こんな風にして1950年から2年がかりで創り上げられた。このような激しいやり方は1973年のこのブロンズ作品にも現れている。鼻はつぶれ、眼は飛び出し、頭部はこわれ溶解している。醜悪で不気味なその形に、見る者はとまどうかもしれない。しかし思わずその手ざわりを確かめてみたくなるのではないだろうか。終わりなく変貌し続ける強烈なエネルギーが、周囲を圧倒しながら、私たちに迫ってくるだろう。(友井伸一「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1989年06月28日掲載)


カテゴリー:作品
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ミュシャとは?【 作家名 】

画家、イラストレーター、室内装飾家。チェコのイヴァンチツェ生まれ。1879年、ウィーンの舞台装飾会社で働き、夜間学校に通う。83年芸術庇護者のクーエン=ベラッシ伯爵に会い、城の食堂と書斎の室内装飾の仕事を依頼される。伯爵は以後、ミュシャのパトロンになる。ミュンヘンの美術学校を出た後、87年にパリに出て短期間アカデミー・ジュリアンに通う。それ以来、彼は絵画に主に専念することになる。90年より様々な雑誌、新聞に評論を寄せるようになる。92年より本のイラストを始める。並行してフランス芸術家協会(1894年)や第20回100人展に出品する。1896年、1897年には個展を開催する。1892年より広告の世界に入る。広告の世界で注目されるようになるのは94年からである。その後10年間、ミュシャの広告における業績は絶頂をきわめた。1903年、初めてアメリカへ旅し、パリとプラハ、ボヘミアを定期的に行き来するようになる。少しづつチェコ人としてのアイデンティティーを意識するようになり、1910年からスラブの芸術の人生を捧げる決意をした。(「黄金時代のポスター芸術」図録 1998年)

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  アール・ヌーヴォー

  「サロン・デ・サン」ポスター原画

  「肖像画・デッサン・宝石展」サル・デ・ザール

  「第20回サロン・デ・サン」のポスター

  アルフォンス・マリー・ミュシャ


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徳島県立近代美術館2006