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こどくなしじん 孤独な詩人
イタリアの画家、キリコは、非現実的な物の奇妙な配置によって夢を現実化する、神秘的で瞑想的な作風で知られる。彼は、1917年パリで形而上学絵画派を提出した。またシュールレアリスムの先駆者の一人としての評価も高い。この作品は、彼の絵画にもよく現れる、マネキンのような人体を表したブロンズ像である。やや左に体をねじり、少し首を傾けて腰かける詩人の体は、各部分を互いにはめ込んだり、ネジや波形のハンドルで結合したりすることによってできているように見える。それは、キリコが自らの感情を切り崩し、それらを再びつなぎ合わせることによって生まれたのである。造形のこの危うい均衡は、その回りの音を遮断し、更にそれを見る者の感情までも切断してしまうだろう。しかし、それと同時に、キリコ晩年のこの作品は一種の落ち着きを示している。また渦巻模様や浅く腰かけた姿勢も愛らしい。(友井伸一「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1989年06月07日掲載)
カテゴリー:作品
グルームスとは?【 作家名 】 1937年アメリカに生まれる。1955年、シカゴ美術研究所、56年、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチで、56年、マサチューセッツ州プロヴィンスタウンのハンス・ホフマン・スクールで学ぶ。ニューヨーク市在住。グルームスの彫刻と絵画を合成した〈スカルプト・ピクトラマ〉は現代のアメリカ美術で独特の位置を占めている。これらの作品のもつ辛辣なウィット、奇抜さに心を奪われていると、グルームスがアメリカの美術界きっての知的で聡明な美術家であることを忘れてしまいそうである。(「アメリカン・リアリズム」図録 1992年) |
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