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ごとうこうし 後藤工志
1893年東京都に生まれる。1907年大倉商業学校を卒業、翌年日本水彩画会研究所に学ぶ。1911年第9回太平洋画会展、同年第5回文展に入選。1913年日本水彩画会の創立に発起人として参加。1916年研究所の同窓生らと「■会」を組識した。同年第5回光風会展に出品、今村奨励賞を受け、翌年光風会会員となる。1919年からは帝展にも出品。1928年第9回帝展で特選を受賞。(「みづゑのあけぼの 三宅克己を中心として」図録 1991年)
カテゴリー:作家
サンブとは?【 作家名 】 ダカールに生まれる。ダカール大学で哲学と法律とを修め、さらに、同地のエコール・デ・ボザールで美術を学ぶ。ラボラトワール・アジという美術、音楽、映画、演劇などあらゆる分野の作家たちの集めたグループの実質的な主宰者として、作家たちの精神的支柱となっている。彼はアフリカ諸国やヨーロッパを渡り歩き、現在ダカールにおいて、画家、彫刻家としても活躍している。身辺の社会的テーマを扱う彼の表現方法はインキ、グワッシュ、油彩、コラージュなど多岐にわたり、さらにインスタレーション、パフォーマンスといった空間表現も取り入れている。ダカールの中心街の一角ジュール・フェリー街の彼の家の庭は、ダカールの作家の集会所を兼ねており、今日のセネガル、ひいてはアフリカにおける現代美術の発信源となっている。彼はヨーロッパに出品されるアフリカの現代の作品は、結果的にヨーロッパのために造られた作品でしかないとしている。それはヨーロッパへの批判であると同時に、ともすれば白人たちに媚びがちな今日のアフリカ美術への痛烈な批判でもある。(「同時代のアフリカ美術」図録 1996年) |
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