ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


アッベマ



吾妻兼治郎



アデイェミ



アデイェミ



アトランタ1945+50



アトランタ1945+50



アトリエ前の庭



アドゴ



アドラー



アナツイ



アナパ



アバカノヴィッチ



アバロス



アフォラビ



アフリカセイ



アブウー



アブストラクション・クレアション



アブドゥラマーヌ



阿部展也



アベールディス


<前 (4/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


あだむという゛

アダムとイヴ

作家名:フェルナンド・ボテロ
制作年:1981年
技 法:ブロンズ
コロンビアで生まれたフェルナンド・ボテロは、南アメリカを代表する作家であるとともに、ニューヨークやヨーロッパ各地で活発な制作活動を続けている。「やせているものを美しいと感じさせることは、西欧的かつ近代的である」とは、あるラテンアメリカ人の言葉だが、ボテロの作品は、その「西欧的」で一般的な美意識に抵抗するかのように、描くものをすべて豊満な姿に変えてしまう。老いも若きも、権力者も庶民も、男も女も、平等にそうなのである。それは、キリスト教の聖母やこの「アダムとイブ」のような宗教的題材であっても例外ではない。彫刻で表現されたこの「アダムとイブ」は、彼の絵画と同じように丸々と太ってユーモラスであり、またどっしりとした安定感を感じさせる。南アメリカの人々の、血色のよい豊満さを美とする土着の美意識で、身近なキリスト教の題材をとらえ直したのが、この「アダムとイブ」と言えるだろう。これはその一方のアダムを表わしている。(森芳功「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1988年06月28日掲載)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

池田輝方とは?【 作家名 】

1883年東京都に生まれる。建具職池田吉五郎の次男。1895年(明治28)水野年方に内弟子として入門、鏑木清方荒井寛方、大野静方らとともに年方門の四天王といわれる。1902年日本美術協会、日本美術院連合の第12回絵画共進会展、翌年の第13回展で1等褒状を、4年の第14回展で銅賞三席を受ける。清方らにより1901年に結成された烏合会に参加。1903年同門の蕉園と婚約するが、紆余曲折の末、11年結婚する。この間、1907年川合玉堂に入門。1912年第6回文展で褒状を、第8回展で3等賞、第9回展で2等賞を受け、第10回展では蕉園とともに夫妻そろって特選を受賞した。1917年(大正6)妻蕉園が病没。1919年、石井林響、山内多門らと如水会を結成し、この年の第1回帝展にも出品するが、21年結核のため逝去する。(「大正の新しき波 日本画1910−20年代」図録 1991年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

池田輝方

キーワードを含む記事
4件見つかりました。

  荒井寛方

  池田蕉園

  池田輝方

  石井林響


<前   次>

徳島県立近代美術館2006