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(だいめいなし) (題名なし)
この作品には題名が無い。ここにあるのは人らしきもの。素描と立体の組作品であるが、要素は3つある。ひとつは素描が描かれているハンドメイドペーパーについたフェルトのほこり。次はその形を見いだした素描。最後が素描から生まれた立体。カオスから秩序が生じ、形が表れる。天地創造さして人の誕生。まだ名前も何もない「ひと」。(「コレクションによる特別展示 人間像のゆくえ」展図録、1995年)
カテゴリー:作品
ベラとは?【 作家名 】 ザイール南部にあるシャバ州の中心都市であるルブンバシ(旧エリザベトビル)は、銅やコバルトの産地として世界的に知られている。第二次世界大戦中にブラザビル(現コンゴの首都)で、軍務として現地の美術の保護に携わっていたブルターニュ出身のフランス人画家ピエール・ロマン=デフォッセが、チャド出身の従兵ベラを連れて、この地に入ったのは戦争末期のことであった。アフリカ人の芸術を保護、奨励することに深い関心を寄せていた彼は1944年、現地の人々を相手にしたアトリエ〈ル・アンガー〉を開設する。その最初のメンバーのひとりがベラであった。〈ル・アンガー〉では、デフォッセはただキャンバスと絵の具、それに場所だけを提供して、主題も構図も一切教えずに、もちろん西洋美術の画集に手を触れさせることもなく、もっぱら現地の人たちの自発性に委ねたといわれている。指先を使うベラの点描画法などは、実に個性的な手法であった。(「同時代のアフリカ美術」図録 1996年) |
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