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影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ 海辺の葉と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 都わすれと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ 石と影



影シリーズ 右近の葉と影



影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 浜辺の葉と影



影シリーズ 都わすれと影



影の自画像



過去も未来もない中心 I



過去も未来もない中心 II



かご


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 作家(1701)

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かくばったかたのいきもの

角ばった肩の生きもの

作家名:アレクサンダー・コールダー
制作年:1974年
技 法:彩色メタル
針金による彫刻を作っていたコールダーは、1930年にモンドリアンの仕事場を訪ねた。垂直と水平の線によって空間の基本的な構造を表現しようとしていたモンドリアンに、コールダーは刺激される。空間そのものの表現、という考え方は、「動き」に興味を持つ彼を、「動き」そのものの表現へと向かわせた。バランスをとってぶらさげられた様々な形が風の力でゆらゆらと動く、「モビール」を創始した彼は、その一方で静止した彫刻も制作した。後者は前者に対して「スタビール」と呼ばれ、この作品もそのうちの一つである。床がめくれて、ふわりと起き上がってきたように見えるこの作品には、それ自体が動く「モビール」とは違い「動き」が内在している。不安定な様子で立つこの生き物は、微笑みながら揺らいでいる。その三本足には、内在する動きが現実化されているのだろうか。遊びの要素のある、楽しい作品である。(友井伸一「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1990年04月04日掲載)


カテゴリー:作品
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アルプとは?【 作家名 】

1886年フランスに生まれる。1966年に没する(オランダ、バーゼル)。ワイマール美術学校、パリのアカデミー・ジュリアンに学ぶ。1912年ブラウエ・ライター、翌年シュトゥルムの活動に関わり、16年からはダダの中心的人物として活躍する。1925年にはシュルレアリスムの運動に参加。また1930年にはセルクル・エ・カレ、翌年に「抽象・創造」と、抽象美術の活動にも参加、ダダ抽象美術にまたがる幅広い活動を展開した。絵画の他にも、コラージュ、彩色レリーフ、ちぎり絵のコラージュ(ハピエ・デシレ)、彫刻等を手掛け、更に詩人としても活躍する。1954年ベネチア・ビエンナーレ展で国際彫刻大賞、63年フランス芸術大賞を受賞。1965年ロカルノ名誉市民となる。1958年ニューヨーク近代美術館、62年にポンピドゥ・センターで大回顧展が開催された。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)

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