ぐるぐるアートワード
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ヴィラ コロマン・モーザー



ヴィラト



ヴィルクハーン



ヴィンマーヴィスグリル



ヴィーナスの化粧



ヴィーナスの誕生



ヴェスティエ



「ヴェル!」



「ヴェル・サクルム」



ヴェルサイユ宮殿内の大回廊で開かれたゲームを楽しむ王と王妃[シャルル=ニコラ・コシャン(子)の原画による]



ヴェルサイユで開かれた5月の舞踏会[ルネ=ミシェル・スロッズ(ミケランジュ)の原画による]



ヴェルサイユの森の中の噴水劇場



ヴェルテス



ヴェルネ



ヴォジラール通り



ヴュイヤール



ヴラマンク



ヴンダーリッヒ



エイヴリー



永遠の春


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 作家(1701)

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かくばったかたのいきもの

角ばった肩の生きもの

作家名:アレクサンダー・コールダー
制作年:1974年
技 法:彩色メタル
針金による彫刻を作っていたコールダーは、1930年にモンドリアンの仕事場を訪ねた。垂直と水平の線によって空間の基本的な構造を表現しようとしていたモンドリアンに、コールダーは刺激される。空間そのものの表現、という考え方は、「動き」に興味を持つ彼を、「動き」そのものの表現へと向かわせた。バランスをとってぶらさげられた様々な形が風の力でゆらゆらと動く、「モビール」を創始した彼は、その一方で静止した彫刻も制作した。後者は前者に対して「スタビール」と呼ばれ、この作品もそのうちの一つである。床がめくれて、ふわりと起き上がってきたように見えるこの作品には、それ自体が動く「モビール」とは違い「動き」が内在している。不安定な様子で立つこの生き物は、微笑みながら揺らいでいる。その三本足には、内在する動きが現実化されているのだろうか。遊びの要素のある、楽しい作品である。(友井伸一「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1990年04月04日掲載)


カテゴリー:作品
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ヴラマンクとは?【 作家名 】

パリに生まれ、幼いときから貧しく、様々な仕事をしながら絵を独学した。ゴッホの影響が強い。フォーヴィスムの画家ドランと出会い、フォーヴィスムに参加する。その後、セザンヌに刺激され、構成的な画風を探求する。スピード感のあるダイナミックな作風で知られ、著述も多い。

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