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こが はるえ 古賀春江
1895年福岡県に生まれる。1912年中学明善校を中退して上京。太平洋画会研究所に学び、翌年日本水彩画会研究所に入り、石井柏亭に師事する。1916年日本水彩画会会員となる。1917年第4回二科展に初入選。1922年第9回二科展で二科賞を受賞する。この年中川紀元らと前衛的なグループ、アクションを結成。1924年第5回中央美術展で中央美術賞を受賞。1926年赤城泰舒らと水絵連盟を結成。同年二科会会友、1930年同会会員となる。(「みづゑのあけぼの 三宅克己を中心として」図録 1991年)
カテゴリー:作家
素描とは?【 美術用語 】 紙などの表面に、人物・風景などを、単色の線で描き出したもの。陰影や色彩がつけられる場合もあるが、主体は線描である。用具としては、チョーク、クレヨン、木炭、メタル・ポイント・ペン・鉛筆などがある。制作の目的ないし動機により、クロッキー,スケッチ、エスキース,下絵、エボーシュ、カルトン,エテュードなどの名称で呼ばれるが、いずれにせよ本来絵画や図案を描くといった創作のための予備的、準備的段階の産物であり、ギリシア・ローマの時代から言い続けられてきたように、建築、彫刻、絵画をはじめ工芸類を含むあらゆる造形の基礎となるものである。造形教育の手段としてもその効用は認められている。しかし、近代ではその特有の芸術的価値が認識され、素描自体を目的とする作品が現われて、独立した絵画の一分野としてみなされるようになっている。20世紀のものでは、瀟洒さと的確さで知られるマチスや、ゆるぎない形と創意に満ちたピカソのものが有名である。なお、素描とドローイングなどにはニュアンスの相違があるが、普通はフランス語のデッサンとほぼ同義に用いられている。 |
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