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はんがしゅうりるけまるてのしゅきよりいちぎょうのしのためには17あいにみちたおおくのよるのかいそう

版画集〈リルケ『マルテの手記』より:一行の詩のためには…〉17. 愛にみちた多くの夜の回想

作家名:ベン・シャーン
制作年:1968年
技 法:リトグラフ 紙
ドイツの詩人リルケの唯一の長編小説『マルテの手記』に想を得たもの。リルケのパリ時代の日記、手紙、備忘ノート、断片的感想などを一冊にまとめあげた手記のような小説。デンマークの貴族の家に生まれた若き無名の詩人、主人公マルテを通じて語られるリルケの内的な黙想の記録。ベン・シャーンは、この詩の言葉から生まれた断想を絵にした。「詩は感情ではなく経験である」というリルケの言葉に深く共感していたシャーン。若いころに出会い、終生愛読した『マルテの手記』を、シャーンは詩の前年にようやく作品化したのである。(「本と美術−20世紀の挿絵本からアーティスツ・ブックスまで」図録 2002年)


カテゴリー:作品
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トレドとは?【 作家名 】

メキシコ、オアハカ州に生まれる。国立デザイン・工芸学校「ラ・シウダデラ」の自由版画工房に通う。1959年、テキサスで初の個展を開く。1960年ヨーロッパに渡り、パリでウィリアム・ヘイターの版画工房に学ぶ。1965年メキシコに戻り、油彩、版画陶器の制作の他、タペストリーのデザインも手がける。1981年から82年にかけて、陶器の制作のためにニューヨークに滞在する。その後、再びメキシコに戻る。洗練された中にも、インディオ文化に根ざすと思わせるような独特の形態と色調で、神話や動物などを描く。また、ブロンズ、木、土、亀の甲羅、カニのはさみなど様々な素材を用いた幅広い制作でも知られる。(「パリ・日本・メキシコ 埼玉県立近代美術館所蔵作品による」図録 1992年)

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