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どうはんがしゅうわーく3

銅版画集〈WORK〉3

作家名:クウァク・イン=シク(郭仁植)
制作年:1983年
技 法:ドライポイント 紙
物質性の強い作品により、日本の現代美術を考える上で最も重要であるといわれる「もの派」に大きな影響を与えた郭仁植は、版画による作品も多く制作し、国内外の展覧会に招待出品している。この版画集は、ドライポイントによるものである。物質に対する作家の意識が、手の痕跡という形で素材に示されるといった郭の特徴を表す好例といえる。


カテゴリー:作品
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エングレーヴィングとは?【 美術用語 】

版画技法。銅版画は、凹版を製版する技法によって直刻法と酸腐蝕法に大別できるが、これは前者の内の一つで最も単純なもの。銅板にビュラン(断面が正方形か菱形の刃をもつ彫刻刀)で線刻し、そのV字型に彫られた凹部にインキをつめ、プレス機で紙に刷り上げる。ビュランで版材を完全に刻り取ってしまうので、ドライポイントのようなまくれもエッチングのような腐蝕による線のくずれもない、冷たく硬質な線が最大の特徴である。単純な技法ではあるが、抵抗の大きいビュランを自在に操り、髪の毛の数分の一の線からあらゆる太さの線までを彫刻するには相当の熟練を必要とする。「エングレーヴィング」とは正に「彫刻する」意である。15世紀前半には、最初のエングレーヴィング版画が登場している。彫刻に用いる刀の名をとって「ビュラン」と呼ぶことも多いが、その場合は同じくビュランを用いる木口木版もその中に含めて考えることができる。

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徳島県立近代美術館2006