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どうはんがしゅうわーく4 銅版画集〈WORK〉4
物質性の強い作品により、日本の現代美術を考える上で最も重要であるといわれる「もの派」に大きな影響を与えた郭仁植は、版画による作品も多く制作し、国内外の展覧会に招待出品している。この版画集は、ドライポイントによるものである。物質に対する作家の意識が、手の痕跡という形で素材に示されるといった郭の特徴を表す好例といえる。
カテゴリー:作品
新印象主義とは?【 美術用語 】 19世紀末のフランスの絵画運動。新印象派、ディヴィジヨニスム(分割主義)ともいう。1886年の最後の印象派展で初めて明瞭な姿を現わし、スーラとシャニックによって代表される。シュヴルールやシャルル・アンリなどの光学理論や色彩論に触発され、印象主義を継承しつつこれをさらに科学的に追求して、画面に一層の明るさと輝きを与えようとした。技法としては、パレットや画布上での混色を避け視覚混合を徹底したことが最大の特色である。スーラの古典的秩序の追求により印象主義がおろそかにしたフォルムを再び絵画の中にとり戻し、造型秩序を画面に構築したことは絵画史上における意義として特筆される。科学性と理論性の追求という特色により、キュビズムや未来派に大きな影響を与えた。 |
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